最初からプロ級の腕前、なてことがあるわけありません。
なんでも最初はド素人で、毎日、毎日、積み重ねて行くうちに段々と上達するものです。上達のスピードに早い、遅いはあっても、基本は積み重ねです。
頭の中ではわかっているのですが、それでも、何かをしようと思った時……たとえばそれがペーパーフラワーだったり、ブログだったり、書道だったり、ピアノだったりするわけですが、少しだけ首を突っ込んでみては、
あれ、あの人みたいに上手くできない、私には合ってないのかな。
なんて勝手に考えて、すぐに放り出してしまう非常に、ひじょーに悪い癖があります。
続けることこそが正義。
近頃はこの言葉を胸に、なんとか頑張ろうとしているのですが、それでもちょくちょくくじけそうになります。
そんなとき、ふと思ったのです。
あの有名ユーチューバーの皆さんだって「はじめたて」の頃はあったはず。最初の頃の動画を見たならば、続けることの大切さがきっとわかるに違いないと。
KazuChannelのKazuさん
⇒DSC-TX5を使って水中撮影してみました – YouTube
にじみでる人柄の良さが持ち味のKazuさんです。ジャパネットたかたの元社長に似た軽妙なトークが何といっても印象的なのですが、なんと最初の動画では、ほとんどしゃべっていません。ひたすら海の映像、時々テロップという構成です。
ただ、web制作の仕事をしていた(している?)だけあって、動画そのものは1本目とは思えないほどにすっきりとまとまっています。
あ、あれ、ぐだぐだの「1本目」を見て勇気づけられるはずだったのに……。
HikakinTVkのHikakinさん
⇒Hikakin's Video Blog Channel Open!!! – YouTube
ビートボックスで一躍有名になったHikakinさん。厳密にはビートボックス専門の「Hikakin」チャンネルのほうが最初なのですが、商品紹介などが中心のこちらの「HikakinTV」のほうが個人的に好きなので、こちらから最初の1本をピックアップ。
…………、ま、まじめだ。
ビートボックスとは別に、なぜこちらのチャンネルを新しく作ったのか、その理由を語っています。照明がちょっと暗くって、画質ももうひとつなあたりに「昔」を感じます。
ちなみに、現在のHikakinさんは、月間1億(!)アクセスがあるそうです。
SeikinTVのSeikinさん
⇒朝はパン Morning is Bread – YouTube
Hikakinさんのお兄さん、Seikinさんの最初の動画です。
近頃はおもしろ商品(?)の紹介などが中心のSeikinさんですが、当初は顔を出すこともなく歌を歌っていました。それも「朝はパン」。
いや、それにしても歌を歌っている時の声と、話している時の声、やっぱりかなり違います。この動画ではご本人は登場していませんが、歌っている時の雰囲気も、実はふだんとかなり異なります。必ずサングラスかけてるし。
兄者弟者
⇒【弟者】流石だよな俺らが逝くCOD:MW2 TDM#3【兄者】(実況)HD.version – YouTube
兄者弟者と書いて「あにじゃおとじゃ」と読みます。
兄弟共同で運営しているチャンネルですが、最近はおもに弟者さんのほうがゲーム実況の動画をアップしています。
で、このチャンネル最大の特徴は、弟者さんの渋い声! このままラジオのDJが出来るんじゃないかと思うほどのいい声なんですが(声優なみの声とも言われているらしい)、なんと最初の動画ではこの美声が今ひとつ生かされていません。
マイクの性能があまり良くないのだと思いますが、そりゃあそうですよね、最初から高価なマイクなんて用意できませんし。
瀬戸弘司
⇒ウクレレでひょっこりひょうたん島 – YouTube
どこか憎めない愛嬌たっぷりの瀬戸弘司さんの最初の動画は「ひょこりひょうたん島」のウクレレ演奏。瀬戸弘司さんをもってしても、最初から顔を出すのはハードルが高かったのかもかれません。
今の瀬戸さんからは想像もつきませんけど。
はじめしゃちょー
⇒新チャンネルスタート!! – YouTube
身長185センチのイケメン大学生ユーチューバー、はじめしゃちょー。女性に大人気と聞いています。
体をはったおもしろ動画が中心だと理解しているんですが、最初の1本のはじめしゃちょーはどこかアンニュイな感じで、今のような勢いといったものをまったく感じませんでした、というかもはや別人。
というわけで。
続けることの大切さを一番感じさせたくれたのは
はじめしゃちょー。
そうそう、やっぱりこれくらい変わってくれないと「よしっ、自分も頑張って続けるぞ!」というモチベーションにはなりませぬ。
ほかのユーチューパーの方々は最初っから案外と形ができていて、参考になったような、ならないような微妙な感じなのですが、でもでも、もう一度いいます。
続けることは正義。
世の中、続けたもの勝ちですよ……、たぶん……。