SNS経由で「ミニチュアカレンダー」というアート作品の存在を知りました。
ミニチュアの人形と、身の回りにある日用品などを組み合わせてひとつの情景を作り上げてしまうという、想像力あふれる素敵な作品です。
あまりに魅力的な作品だったので、さらにgoogleさんにあれこれお訊ねしたところわかったことが
作品を4年間毎日アップ
2015年4月20日で毎日作品を投稿しはじめてから4年になるのだそうです。
毎日ですよ、毎日。
もう一度いいますけど「毎日」です。
何をどうすれば、これだけのアイデア&想像力が尽きることなく毎日わいてくるのでしょうか。しかも、それを写真として形に残して、そこからさらにSNSやサイトへアップする……。
仮に、万が一、奇跡的に私にアイデアの源があったとしても、それを毎日更新へと続けるのはとても無理そうです。
いや、無理です(きっばり!)。
カレンダー風デザインの公式サイト
毎日投稿する作品たちを日にちごとに綺麗にならべた個性的なデザインの公式サイトです。
作品画像をクリックすると、大きな画像とひとことコメントを見ることができます。
トップページに並べられたアイコンのような画像はサイズが小さいので、描かれている情景をすみからすみまではっきりと見ることができないのですが、大きな画像があらわれた瞬間に
あぁ、そういうことかぁ(にっこり)
と、その世界観がすとんと自分の中に入ってくる感覚があります。それが自分の期待通りの場合もあれば、期待のはるか上を行く場合もあり、もちろん期待よりちょびっと下に行ってしまうこともあったりして、小さな画像のクリックから大きな画像が表示されるまでの数秒あるかないかのわずかな時間に、期待でわくわくしている自分がいます。
お店で三角くじをひいて、その紙をぺろっとめくって当たりかはずれかがわかるまでのその瞬間と、どこか似たような感覚があります。
そういう意味では、instagramやtwitterで手軽に見るよりも、あえて公式サイトで確認するっていうのもありかな、という気がします。
書籍「MINIATURE LIFE ミニチュアライフ」
2013年には書籍も発売されています……ってことは、もうずいぶん前から有名な方なんですね(焦っ)
12件のカスタマーレビューがあり、★4.4の高評価を獲得しています。
amazon.co.jpで即ポチするには、2700円の値段がちょっと高く感じてしまうのですが、書店などで手にとったら連れて帰りたくなる、間違いなく危険なタイプの本です。
制作者は田中達也氏
肝心な情報が最後になってしまいました。
これら数々の素晴らしい作品を作っているのは、1981年熊本生まれの鹿児島を拠点に活動するアートディレクター兼デザイナーの田中達也さん。
公式サイトのほかにSNSにも作品を投稿しています。
⇒Tatsuya Tanakaさん(@tanaka_tatsuya) • Instagram写真と動画
⇒Miniature Calendar | Facebook
⇒田中達也(@tanaka_tatsuya)さん | Twitter
作品が素晴らしいのはもちろんなんですが、何よりも4年間毎日更新を続けているというその強いメンタルに感銘をうけた管理人でありました。
ではでは。