薄い花びらが何枚も何枚も重なっている姿が素敵なラナンキュラス。
春先に園芸店の前を通るたびに、
いいなぁ、欲しいなぁ。
と思うものの、繊細な花びらたちを見ていると
自分に育てられるかな、と不安になって、結局いつも店先で眺めるだけで終わってしまいます。
そんなラナンキュラスのペーパーフラワーの作り方がネットで公開されているのを発見。
しかもテンプレートまでついています!
これは良いものを見つけたぞ(^^)
とばかりに早速作ってみました。
紙で作るラナンキュラス
⇒How to Make Paper Ranunculus | The Elli Blog
今回お世話になったのがこちらの「The Elli Blog」。
pdfのテンプレートが用意されているので、それをプリントアウトします。
詳しい作り方は、上記のサイトに画像で紹介されていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
以下はちょっとしたポイントなど。
▼ 印刷
ペーパークラフトなどに使われる厚手の紙がオススメです。
私は極厚口カラーPPCペーパーの白を使いました。
▼ 切り抜く
▼ 折り目をつける
The Elli Blogさんでは「折り目」なんてひと言も書いてないんですが(たぶん)そのままだと上手く形が作れなかったので、一番最初に花びらの付け根部分に折り目を入れました。
残りの2~8の花びらも同じように折り目をつけます。
▼ 中心の花びら
ティッシュペーパーを適当に引きちぎって、卵型に丸めたものを芯にします。
▼ 円すい形に
ぎゅっぎゅっと花びらを中心に寄せて形づくります。
ある程度の形になったら、最初の折り目をつけた部分を指先でつまむようにして更に強く折り目をつけてあげると、良い感じに形が決まりますよ。
▼ 底面
底の部分は五角形をキープしておくと、あとで重ね合わせる時に楽です。
▼ 花びらを重ねる。
残りの花びらを、ハサミの背(私はペーパーナイフです)などでしごくようにして中心に向けてカールさせたら、小さい順に重ねながらのり付けします。
この時、1枚重ねるごとに五角形を意識しながら、底面部分を指先でつまむようにして折り目を強くつけていきます。
花びら同志が”たがい違い”にうまく重なり合うように調整しながら、8枚すべてを貼り付けます。
のりはグルーガンがオススメです。
木工用ボンドとか、液体のりなどで貼ってしまうと、花びらどうしがペタ~ッとくっつきすぎてしまって、花にボリュームが出ないのです。
その点グルーガンなら、ドロッと出て来るボンドの分、確実に厚みが出るので花の仕上がりがふっくらとキレイです。
グルーガンがない場合は、スポンジみたいなのがついている(?)厚みのある両面テープを使ってみてもいいかもです。
▼ 上から
上から見ると、すっごく可愛くて本物みたい。
花びらに動きが出るように、先のほうを少しだけくしゅくしゅしています。
ひゃ~、憧れのラナンキュラスだわ♪
とテンションが上がったのはもちろんなんですが。
でもでも。
もうちょっと派手な色も作ってみたいというわがままな気持ちがむくむくと。
▼ 赤!
というわけで赤で作ってみました。
ラナンキュラスのイメージ的には、もう少し透明感のある赤だったんですが、紙がこれしかなかったのでとりあえず。
ちなみに、赤色のタント紙を使っています(100kg)。
▼ 花びらがいっぱい
これでもか!
って具合に花びらが重なり合っている感じがいかにもラナンキュラスです。
ヾ(@^▽^@)ノ
▼ 4つ
全部で4つのラナンキュラスを作りました。
左上のクラフト紙のラナンキュラスは……、色味がちょっと失敗だったな……。
(^◇^;)
前に、紙で作るバラを紹介したことがありますが
この時は、花びらのカール具合にものすごく気をつかった記憶があります。あの独特カールがあってこそのバラではあるんですけどね。
その点ラナンキュラスは、切って、折り目をつけて、(カールして)、重ね合わせるだけなんで、ちょっとコツさえつかめば、バラより簡単に作ることができますよ。
いろんな色の紙でぜひ試してみて下さい。
以上、テンプレート付きで簡単に作ることのできる紙のラナンキュラスのご紹介でした。
ではでは。
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こちら本物のラナンキュラスでございます。